>>595
そう、幼少の頃から気になってたナッツであり、縁も切れないナッツなんだよ。
親父のつまみの中に混じってた2粒程のナッツが初めての出会いで、その味が自分の心を掴んで離さなかった。
かといってピスタチオを自分で買うような金は何時まで経っても持ち合わせてなかった。
高校1年になった時ブロック塀越しにオッサンが、オイ少年っ!これが何だか判るか?と話しかけてきて・・「しばらくオッサンの熱弁」
まぁ要するにピスタチオを育てて実らせたから食ってみろと生の青臭いピスタチオを食わされた。
先駆者は何十年も前に居たんだよ。
葉の少ないショボくれた木の枝先にいくつかの実がついてた。
時は流れて就職した帰りのペット屋に寄るとエサ用の生ピスタチオが大量に売ってた。 2kg程入って2000円位だったかな?
餌用ってこんなに安いんだな・・食用に売ってる物とは明らかに張りが違ってて、ふとピスタチオを実らせたオッサンの事を思い出したが
その時は別な植物の栽培に熱心で買わなかった。 そのうちその商品は見なくなった。
それから何年も経った頃、園芸屋で本物のピスタチオの鉢植え花付きを発見したが、不景気の中で数万はキツイので諦めた。
それから何年も経った頃、ピスタチオのニセモノ苗を発見、少々高価だが7年以上育てて雄雌揃ってたから実らせて騙された事に気付く。
その騙されてる最中に2chでピスタチオの事を栽培激ムズと語る人(多分カーテン先生)の書き込みを見かける。
食べる以外でも度々ピスタチオが登場するもんで重い腰を上げ、実生にチャレンジ。
産地を色々揃えつつ発芽から躓きながら現在に至る。
ブロンテ・イラン・トルコのピスタチオを発芽させたが、自根苗は全滅、今は接ぎ木苗だけが残る。
いつだって枯死と隣り合わせで外出前元気で帰宅したら枯れてたなんてのは普通だった。
それは今も変わらないね。