それは客の英語力の低さもだが、多くの客が難しい事柄を討論するほどの教養がないことも一つの理由だろう。
講師としてはレベルの低い客の方に合わせないと、そいつらが話に入れないだろ。どの客も英語の練習をする
権利を平等に持っているのだから講師は一部のレベルの高い客とだけ会話するわけにはいかない。

それに政治や経済社会歴史について討論すると、講師としてはたとえ客が自分とは違う考えを述べても反論
しづらい。私が実際に経験したことだが、以前バカなジジイ客がアウシュビッツ強制収容所を見てきたとかで
偉そうにドイツをジェノサイダー呼ばわりする発言を講師にしたことがあったが、そのインドネシア人講師は
心中で「日本人も第二次大戦でインドネシア人も含めて数百万人ジェノサイドしたんだよ!」と思っただろうが
無論彼女はそれは言えない。私がそれを言ったら講師は少し困った表情をした。するとそのバカジジイは機嫌を
悪くして、講師に「広島長崎に行ったことはあるか?」と無関係な事柄を持ち出した。硬い事柄を講師が話した
がらない理由の一つは客どうしで意見の対立が起こることを避けたい、ということもあるのだろう。

話はそれるけど、1931年の満州事変から日中戦争、太平洋戦争、45年の降伏までの15年戦争で日本が
よその国の人間を直接殺害、餓死などで1800万人ぶっ殺したのは歴史上の事実だからね(日本人は300
万人死亡)。ネトウヨねらーは死んでも認めたくない事柄だろーけどW。