そして冷戦が終結し、ソ連が解体した現在でも、米国は石油メジャー等の自国のグローバル巨大企業の強欲なビジネス支援のためにイラク戦争、
アフガニスタン戦争、ユーゴスラビア紛争等を引き起こし、またNATOの東欧拡大等ロシア連邦や中国周辺の国々と軍事同盟締結、米軍基地
建設を進めている。

しかしその一方、現在米国政府は巨額の債務を抱えており世界最大の債務国である(GDP比でいえば日本が先進国最悪の債務国だが)。その
債務削減のため米国政府は来会計年度から軍縮を行おうとしている。しかし軍縮すれば当然軍事力は低下する。また米国軍需産業の利益も減る。
グローバル企業の利益のため米国は今後も戦争をするし、また軍産複合体という言葉があるように米国経済は軍需に大きく依存し、政治家官僚も
軍需産業と癒着している。米国政府は軍縮はしたいが軍事力、軍需産業の利益は維持したい。そのため自国が軍縮する分の肩代わりを日本に押し
付けようとしているのだ。そのため日本の集団的自衛権合法化、安保法制定が行われた。日本政府とそのマスゴミ業者は「シナチョンの脅威」なる
いかにもネトウヨが喜ぶ口実で集団的自衛権、安保法を正当化しているが、それらの本当の目的は米国グローバル企業の利益のために日本から遠く
離れた外国で自衛隊が米軍と共に戦争をすること。

米国の戦争に参戦するのと引き換えに日本のグローバル企業もおこぼれ程度の利益はいただけるだろうし、米国の軍縮と引き換えに日本が軍備を増強
する羽目になるのだから日本の軍需産業も儲かるのだが、それら日米巨大企業の利益と引き換えに防衛費増額のため日本政府の債務がさらに増えるし、
多くの自衛隊員が戦死して棺に入って帰ってくることになる。

>>809などのネトウヨというのは本当に日本を愛しているのではなく、自分の置かれた悲惨な状況から現実逃避するために権力者に卑屈に迎合し、
その反対者を反日呼ばわりしている、それらによってあたかも自分が権力側の人間であるかのような根拠のない安心感に浸りたいだけだ。