>>401
(1) The man who ★I thought★ would pass the exam has failed.

確かに (1) の who は、「連鎖関係代名詞」などという小難しい文法用語で
呼ばれているわな。しかし僕は、次のように単純に考えている。

上の (1) の★で囲んだ "I thought" を消すと
(2) The man who would pass the exam has failed.
となるけど、この場合の who は、普通の関係代名詞だわな。そこで、
「私はその男がその試験に受かるだろう、と考えた」
(I thought that the man would pass the exam.) だということも
同時に言いたいときには、I thought を (2) の中に挿入しないといけない。
そのときに、何も考えずに who の直後にそのまま入れればいいのだ。
すると結果は、(1) になる。

だから、(1) のような文が出てきたら、慣れないうちはまず、機械的に
"I thought" を省いて考える。するとそれは単純な関係代名詞を使った
例文だから意味はよく分かる。それを理解したあとに、"I thought" を
挿入して (2) のような文に戻してから、「試験にパスするだろうと、
★私は思ったのだ★」というふうに理解しなおす。慣れてくると、
何も考えなくてもいきなり (1) がすらすらと理解できるようになる。