本になるまでの経緯という歴史的な理由があり、『ビジュアルPart 1』と『ルールとパターン』は範囲も内容も大幅にカブってる。
でも、正直『ルールとパターン』の方が出来がいい。
一方単体作品としての『ルールとパターン』は終着点(ゴール地点)が悪い。
受験対策としてはまだ足りないし、といってレベル的に連絡させやすい、単体本がない。
『テーマ別』ではレベルがまだ高すぎるし、『教室 基礎編』では相当戻った上、労力の割に進歩の幅がない(センターの課題文がしっかり読めるレベル)。

結局いちばんよいのは『ルールとパターン』と『ビジュアルPart 2』を連絡させるという方法だ。
ただ、「『ビジュアル』はIとIIでシリーズ物だ」という、固定観念が多くの人に漠然とあるため、なかなか受け入れてもらえない。

でも、IとIIで「ギャップ」を感じて途中に何か挟むべきかという議論がよくあるし、
そんなことになるなら、『ルールとパターン』→『ビジュアルII』を試してごらん、と言いたい。