高校英語で疑問だったこと


・教科書を飛び飛びにやるから生徒は学校の授業を信頼しきれない。
そこそこの難易度の教科書を飛び飛びでやるより、いっそ底辺校向けの教科書を隅々までやったほうが、学力も安心感もつくのでは?
(センター試験や、一部の大学入試が教科書の範囲を逸脱しないようにってのは、底辺向け教科書ではなく少なくとも中堅水準以上の教科書を基準にしてると思うが、それを差し引いても、だ)。

・英文法(グラマー)と読解(リーディング)の授業が別。本来関連していることなのに。「読解に生かせる文法」とかいうワケのわからない宣伝文句に釣られる学参に釣られる生徒がいるのもそのためか?
・全体像を説明しない(例えば高1でやる五文型がどれだけ重要か教えず、ただの文法問題演習に成り下がっている)。同じような理論で、高1次にやる副教材の単語集が、高1の教科書とほとんど被っていることを説明しない。
・教科書ガイドが雑
・教科書準拠問題集がない
・出版者型参考書でも、中学時代のそれまでとは違って教科書対照表がないので、勉強しづらい
・教師が英検とセンター試験(当時)の二兎を追わせてどっちに集中すればいいのか、結局、どちらも中途半端になる。

・発音に関して「バカが読んでも分かる」ような説明した本が日本に1冊も存在しない。
(つまり発音を極めようとしたら500万円払って英会話学校の個人レッスン授業を受けるしかない)

・自分がその単語を発音できることと、聞き取れることは、割と別問題なのだが、
そこをくっつけて脅す

・「自身の能力と教える能力は別」ということを差し引いても、
ほとんどの英語教師の発音はネイティヴに程遠い


中学英語で疑問だったこと

・教科書のCD、「ネイティブとほぼ同じ速度で読まれてます」と書いてあったが、
実際はネイティブより遅い(てか英検ですら級が上位になるに従いスピード速くなるだろ)。

いきなりネイティヴスピードで訓練するか、ゆっくりから徐々に慣らせるかは、賛否両論あるが、
少なくとも、「ネイティヴとほぼ同じスピード」とか書きながら実際はゆっくりって詐欺だろ。
最初から「ネイティヴより遅い」と書いておけよ。
中1の教科書のcd聴いて余裕で聞き取れて「これじゃネイティヴの英語(の速さ)も楽勝じゃん」とか思っちまうよ。