>>19
>東山魁夷の残照と道が観たいのだけど
>今の所蔵品展のリストには無いし
>いつなら観られるのかなぁ

東山魁夷氏の「残照」と「道」は、過去において東山魁夷氏の
美術配本を購入して観たり、画像ネットで観たりしていますが、
「残照」の頃は、美の探究の画家として、方向性に迷いのある
ころで、実は、「道」が東山魁夷の画業の原点になっていると
思います。

以前は「道」を鑑賞しても、いいなと思っていたのだけれど、
深い意味として見れなかった時代がありましたが、「道」は
東山魁夷氏にとっての美を求める原点の道であり、東山魁夷氏
の深い感動が内在されていることに気づき、私も感動してしま
いました。

「道」を悟りの美の探究の出発点から、白馬を遠くから観るこ
とで、東山魁夷にとっての自らの悟りの美の方向性を見出して
いたように思います。

美の探究心の出発点の「道」は、私の人生の道の原点に還れる
作品であります。