第一印象は重苦しい字。
令の字の右払いが太く主張しすぎている印象を受けました。そのお陰で令の字の左側がだらしなく感じてしまいました。
和の字は禾の縦画の細さが弱々しく見えますが、これはこの方の癖なのでしょう。起筆をトンカチみたいにする流派の人は多いように感じております。
しばらく見ていると慣れてくるので、これはこれでいいのでしょうという気になってきます。慣れれば苦ではありません。これくらいのほうがよろしいのでしょう。