日経平均が時間差で上昇する局面がよく見受けられた。
購入単価が高く、個人投資家向きの銘柄とはとても言えない。
しかし、同株の値動きを指標としている投資家が多いことは確かである。
任天堂の株価はこの1カ月余りで30%以上も上昇。
特に、5月26日は外資系証券の目標株価引き上げや、
新型ゲーム機「スイッチ」版の人気ゲーム新作発表などを背景に上昇が加速。
2009年以来となる3万5000円の大台が見えてきた。
株系掲示板でも、「任天堂がばく進中!(持ってないけど)」「父親が任天堂株持ってる。うらやましい」
など、“持ってない”アピールをしつつも、
同株に注目する投資家が増えていることがうかがえる。来週も同株の動きは必見だ。
先週は仮想通貨関連で上昇する銘柄が多く見受けられた。
取引所を運営するフィスコ(3807)もその1つ。
ただ、ネット上では「どうせ週明けは急落」「そのうち投資家の火葬通貨になる」など、
株価急騰とは対照的に否定的なコメントが目立った。
(新井奈央)
6/6 - zakzak
http://www.zakzak.co.jp/eco/news/170606/eco1706060002-n1.html