マジとやばいの間に略されている主語があるからややこしい。
そして、当人は当然、略した主語をわかっているから間違っている自覚がない。
「やばい」の意味は一般と同じなのに用法が変わったように見えるのは略されているからだ。

感動したときには「マジ(今までの俺の人生観が)やばい」だし、
知識に触れたときには「マジ(こんなにいいものがあると知らなかった俺は)やばい」だし、
褒めるときには「マジ(おまえを過小評価していた俺が)やばい」だから。
「マジやばい」などは、略された主語を尋ねるまでわからないし、
当人も自覚がないから、適当に「マジとやばいの間に『俺』が略されているな」と思えばよい。