慶応義塾大学の岸由二さんは、インタビューの中で、いわゆる弱肉強食と
進化論を同一視する考えを「とんでもない誤用」と断じ、そもそも、「弱肉強食」
という言葉自体、ダーウィンの原典にある「Struggle for existence」を訳した言葉で、
この訳は、「生存のための努力」と訳しても良かったはずだと言っている。