日本と併合する前の韓国語がどうだったかわからないので
検証が難しい

というのは、日本は朝鮮を併合するにあたって
識字率を上げるために朝鮮語の教育をする必要があったんだけど
当時の朝鮮には言語学に基づいた教科書が存在しなかった
あったのは、江戸時代の日本の武家のように
漢文の教習所みたいなものだけ

しょうがないので、公文書では使われてなかったハングルを、ひらがなに見立てて
当時の日本の尋常小学校用の教科書をそのままコピーした
結果として朝鮮語に日本語の文法が混じってしまった

また、朝鮮総督府は、大阪朝日新聞とかの日本語の新聞だけでは
朝鮮の人たちは読めず、総督府から情報を与えたり
朝鮮の人たちが朝鮮や世界のニュースを受け取ることができなくなるので
朝鮮日報と東亜日報という漢字ハングル混じりの官制新聞も発行した
この文法も教科書文法を用いたので

明治維新で日本語が江戸言葉から、標準語に切り替わったように
朝鮮語も併合をきっかけに、総督府が作った人工的な標準語に切り替わってしまった

日本の場合は、江戸時代や鎌倉時代の人たちが、どんな言語を使ってたのかがわかるんだけど
朝鮮の場合は、そういう資料が無いんだよね、公文書が漢文だけなので言語情報が欠落してしまう