ジョン万次郎の著書「亜墨利加詞」にある語例から引用:

fire 「サヤ」
far 「サア」
knife 「ナイス」
life 「ライス」

中浜村出身で他の方言を知らなかった万次郎の耳には
彼の耳のサ行音と英語のf音が似通って聞こえたのかもしれない。

そういや米国の黒人英語もよくdeath→defのような音変化を起こすから
案外土佐方言のサ行はθ摩擦音なのかもね。
現代でもそうかは分からないけど。