フィンランド語学習スレッド [無断転載禁止]©2ch.net
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■参考書■
フィンランド語が面白いほど身につく本(栗原薫 /中経出版 / 2002)
フィンランド語のしくみ (吉田欣吾 / 白水社 / 2007)
ゼロから話せるフィンランド語―会話中心 (千葉庄寿 / 三修社 /2007)*語学王の改訂版
CDエクスプレス フィンランド語(松村一登 / 白水社 / 2002)*改訂版が出るとかでないとか
まずはこれだけフィンランド語 (稲葉千晴 / 国際語学社 / 2006)
フィンランド語のすすめ 初級編 (佐久間淳一 / 研究社 / 2004)
フィンランド語のすすめ 中級編 (佐久間淳一 / 研究社 / 2004)
基礎フィンランド語文法 (荻島崇 / 大学書林 / 1992)
やさしいフィンランド語読本 (荻島崇 / 大学書林 / 1991)
フィンランド語文法読本 (小泉保 / 大学書林 / 1983)
■単語帳・会話集■
フィンランド語基礎1500語 (荻島崇 / 大学書林 / 1983)
旅の指さし会話帳35フィンランド (青木エリナ / 情報センター出版局 / 2002)
らくらく旅のフィンランド語 (山川亜古・三修社編集部 / 三修社 / 2004)
フィンランド(絵を見て話せるタビトモ会話) (玖保キリコ・木内麗子 / ジェイティビィパブリッシング / 2009) ■辞書■
フィンランド語日本語辞典(幡野恒)
すぐにつかえる日本語‐フィンランド語‐英語辞典 (稲葉千晴、ピーア マティライネン / 国際語学社 / 2010)
フィンランド語日本語小辞典 (荻島崇 / 大学書林 / 2000)
日本語フィンランド語小辞典 (荻島崇 / 大学書林 / 2008)
フィンランド語辞典 (荻島崇 / 大学書林 / 1997)
日本語フィンランド語辞典 (荻島崇 / 大学書林 / 2005)
■海外の参考書など■
Suomea Suomeksi
Finnish for Foreigner
From start to Finnish
Supisuomea
AAMU Suomen Kielen Kuvasanakirja
Teach Yourself Finnish
Berlitz Finnish Dictionary ■絶版■
フィンランド語四週間 (尾崎義 / 大学書林 / 2000)*内容は相当古いようだ
語学王 フィンランド語 (千葉庄寿 / 三修社 / 2006)*「ゼロから話せる〜」へ改訂
■インターネット配信の語学番組■
Supisuomea
http://www.yle.fi/opinportti/supisuomea/
YLE (フィンランド国営放送)によるフィンランド語講座の無料配信 若き数学者のアメリカ読んだ後フィンランド語は猫の言葉読むと
あまりのクオリティの違いに草生えるよな ウラル系民族の発祥はアジアだが最初からウラル系言語を話していたのか
後から獲得したのかは不明 英語もアジア系でしょ。
インドヨーロッパ語族なんだからさ。 >>1
板違いですよー。
語学の学習スレッドは外国語板に立ててね! この伸びなさ加減はオワコン
やっぱり需要ないのか… スラブ語やゲルマン語と地域特徴を共有しているかどうかなど興味はあるんですが
否定生格や定動詞とかどうなんだろう 否定の動詞句の目的語を属格で取るってのは別にその地域に限らずよくある話だと思うが 属格そのものが英語のanyみたいな意味合いを帯びるからでしょう
否定辞とanyは全否定を表すには相性がいい 属格には部分を表す意味合いがある
これが否定と結びつくと、毛ほども〜ないという意味になる でもフィンランド語の分格partitive caseっていうのは属格とは別のものだよね? 言語学的な疑問としてはそもそも属格って格なのか?ってのがある。
ただの形容詞じゃないの? >>34 知ってて言ってるのかもしれないがまとめると: 印欧語の場合なら属格は属格、形容詞は形容詞だ
その違いは格変化が生きているラテン語、ロシア語、ドイツ語などの言語ではっきり見ることができる
そうした言語では「人称代名詞の属格」は修飾型の所有表現「AのB」のAに使わない
修飾型の所有表現には別の形容詞型に変化する「所有代名詞」があってBの名詞と格の一致を起こす
代名詞ではなく名詞がAに来て「A(名詞属格)のB(名詞)」になることはあるが、もしAに形容詞形があれば
それも所有の意味でよく使う(典型的印欧語とはあまり言えないが英語ならJapan's〜は前者、Japanese〜が後者に相当)
こうして所有表現の格は以下のようになる(語順はこの通りとは限らない)
1)A(名詞属格)のB(名詞): Aは属格で固定、Bだけが文中の機能によって格変化する
2)A(名詞から派生した形容詞)のB(名詞): AはBの性・数・格に一致
3)A(所有代名詞)のB(名詞): AはBの性・数・格に一致
では代名詞の属格形は何に使うのかというと、動詞や前置詞の目的語に使う
動詞や前置詞が求める目的語は必ずしも対格とは限らず、語によって
また語の用法によって様々な格を義務的に要求し、属格もその中に含まれる ( >>35 続き)
では非印欧語であるフィンランド語はどうかというと、
・名詞と形容詞は数と格が一致する(名詞に文法カテゴリーとしての「性」はない)
・形容詞型の所有代名詞は存在しない
・名詞・代名詞ともに所有表現は属格Aで修飾し、
それとは別に被修飾名詞Bには代名詞的所有接尾辞が付く
印欧語と形態論的手段が異なる部分と共通の部分があるが、やはり
属格は属格、形容詞は形容詞として別のものとして扱っていることがわかる >>35-36
非常に詳しく丁寧にご説明いただけてうれしいです。
格というからには述語動詞(句)に対する名詞の意味上の関係性を指し示すもの
という認識をもっていましたが、その意味でいきますと、
属格だけは名詞に対する名詞の形容詞的な関係を示しているように思えます。
日本語の形容動詞(名詞的形容詞)のようでありますが、格ではないように思いました。
それは格ではなく、形容名詞と呼ぶべきものではありませんか?
通常の形容詞と違うのは被修飾名詞の格の支配を受けない点にすぎなくて。 >>38
>格というからには述語動詞(句)に対する名詞の意味上の関係性を指し示すもの
>という認識をもっていましたが
言語学用語辞典などで「格」に関してそう定義している場合、
必ずそこには「主に」「典型的には」といった但し書きが付いているはずです
そして属格や呼格などには当てはまらないとも書いてあるのが普通です
属格名詞が名詞に対する修飾語となるのは属格の役目の一部に過ぎません
属格にはほかに、属格支配の動詞や前置詞の目的語になるという役目があります
どういうことかというと、特定の動詞や前置詞はその目的語となる名詞に、
必ず(対格や与格や奪格ではなく)属格を要求するのです
そもそもすべての名詞と代名詞には属格形があるのですから、
もしこれを形容詞と呼ぶことにしてしまったら、辞書には名詞と代名詞のぶんだけ
形容詞の項目を増やさなければならなくなってしまいます
「修飾すれば形容詞」と定義付けてしまうと、動詞の分詞形あるいは日本語なら連体形も形容詞となり、
逆に日本語の形容詞は連体形以外は形容詞にあらず、といったわけのわからないことになります
実際には印欧語でも形容詞には修飾だけでなく叙述(述語になる)という機能もあるのですが >>40続き
>>38の下の3行は全く意味が通りませんが、そもそも印欧語と日本語では形容詞が全く違います
日本語の「形容詞」そして「形容動詞」はどちらも基本となる語幹に用言化の接辞を付けた形です
これは印欧語で言うと「形容詞+コピュラ」に相当するものですが、日本語は分離して使えないのが違います
(日本語の形容動詞が名詞+助動詞に見えるのは歴史的由来からですが、その名詞的語幹に格助詞を
付けて連用修飾語として使うことはできませんよね。だからそれは名詞ではありません)
日本語の形容詞と形容動詞の修飾構造はこの用言化接辞を連体形という形にして被修飾語の前に置く
というもので、修飾・被修飾の相互の立場が明示されます
印欧語の形容詞はこれとは全く違い、性・数・格の一致を起こすことで被修飾語たる名詞と「同等」であることを
示すのですが、修飾・被修飾の関係自体はこれによって「暗示」されるにすぎません
また被修飾語が省略されるような時でも、形容詞はいつでも名詞の代わりに単独で主語や目的語の位置に
立つことができますが、そんなことが可能なのも性・数そして格を持っているからなのです 格というのは格変化を語形変化として持っている言語から来ているんでしょうから、
それは名詞の語形そのものを指しているんでしょうね。
格変化を持っている言語では名詞があたかも「活用」しているかのように見えますね。
格と活用の区別はどのように説明されるのでしょう。 日本語の名詞では名詞類を接続して名詞句を作るときに
接尾辞「の」が活躍しますけど、
形容動詞ではこれが「な」になるだけのようにも見えますけどね。
また「的」を接尾辞的に使うと、意味的に整合性があれば、
形容動詞以外のほとんどの名詞までが形容動詞的に扱えちゃう。
「な」の代わりに「に」をくっつければ副詞のようになれる。
「静かに走れ」みたいに。
形容詞も接尾辞「さ」をつけると名詞っぽく扱えたりする。
このような変化は形容詞の格変化とは言えないんだろうかと思う。 >>42
印欧語で格変化と呼ばれるものは、正確には曲用declentionといって、性・数・格の組合せで一つの形を
とるものです。ラテン語でrosas bellasというと「可愛い花(複数)を」という意味になります。語尾の-asがどちらも
女性・複数・対格を意味し、形容詞が名詞に一致しています。同じくpuerum bellumというと「可愛い少年
(単数)を」という意味になります。語尾の-umがどちらも男性・単数・対格を意味し、形容詞はここでも名詞
に一致していますね。-asと-umを比べるとわかるように、どこにも「対格」だけを意味する要素はありません。
格だけが変化を起こすのではなく、性・数との組合せではじめて形が選ばれるのです(屈折語の特徴)。
これらを目的語とする述語動詞をたとえばvideo(私は見る)とすると、rosas bellas video(私は可愛いバラを
見る)を仮にbellas videoとだけ言っても、「何か可愛い複数の女性名詞のもの」を見ていることは伝わるわけ
ですが、反面、bellasにもまたbellumにも日本語の「連体形」のような仕組みはなく、ただ名詞とまさに「同格」
で置かれていることによって修飾関係にあることを「暗示」するのです。
名詞と形容詞、そして代名詞のこうした「曲用」は、動詞の活用conjugationと区別され、対を成すものです。
印欧語の活用は、主語の人称と数、態(ヴォイス)、時制、法(ムード)の組合せで形が決まります。上記の
video(私は見る)という語形は、主語1人称単数・能動態・現在時制・直接法という文法要素の組合せです。
名詞・形容詞・代名詞の曲用と、動詞の活用は、全く違う形をしていて、全く異なる変化の仕方をするので、
区別できないということは決してありえません >>43
「の」は接尾辞ではなく格助詞です。文節を語として扱う文法体系なら格接尾辞という用語を設定する事も
できますが、それならそれで前置きしないと整合性がなくなります。
形容動詞の「な」を格助詞と見るためには、形容動詞の語幹を完全に名詞として扱えなくてはいけません。
しかし「静かな(部屋)」から語幹「静か」だけを名詞扱いして「*この部屋は静かが魅力だ」とは言えません。
「この部屋は静かさが魅力だ」とは言えますが、それは抽象名詞を作る接尾辞「さ」を使ったからです。
同様に「*伝統の技の見事を知った」「*部長の立派がよく分かる」なども和語・漢語とも形容動詞の語幹
の名詞用法が不可であることを示しています。 (>>45続き)
名詞に「的」を付けると形容動詞語幹を作ることができるけど、そうやって作った語幹がそのまま名詞のように
使えるかというと、「*そうやって夜更かしするのが遅刻するパターンの典型的だ」のように、かえって「的」が
邪魔になってしまう。形容動詞を作るに当たって生産性があるのは「的」であって「な」ではなく、またその
生産性は一方向だけのものだろう。
「に」は語源的には格助詞と共通のものだが、すでに機能は全く異なる。もし同じだと言うのなら、
形容動詞連用形と名詞+格助詞、どちらの意味にも取れる例を持って来たらいい。
「さ」は指摘の通り接尾辞だが、名詞を派生する派生接尾辞だ。格助詞というのは名詞に付くものだから、
すでにできあがった名詞の構成要素となった「さ」が格助詞として機能できるわけもない。そもそも格助詞なら
動詞述語をそのまま連用修飾できなければおかしい。
*彼の寂しさわかる。*いつもの食事の美味しさ気付いた←「が」「に」の省略はないと?
この「さ」の付加は形容詞語幹を名詞化する役目があるだけで、格変化とは全く関係ない。 日本語の助詞の場合、それを接辞(助辞)と見なすか接置詞と見なすかは、
単に綴り方の問題のようにも思えます。
カナと漢字であえて分かち書きするときには自然に「文節」と呼ばれている単位になりますが、
ローマ字で綴ると多くの人が後置詞として離して綴ります。
トルコ語などでは接尾辞か後置詞かの区別があるようですが、日本語では不明ですね。
発音するときには一気に発音している気がします。 >>46
いやあの、「的」が格助詞だと言いたいわけではなく、
「-的」をつけると多くの名詞を形容詞的な用法(形容動詞)に変換できるということです。
述語形容詞にもなることができる。
形容動詞も「-に」をつけて副詞に変換できます。
「-な」をつけると限定形容詞になり「-だ・である・です」をつけると述語形容詞になります。
形容動詞ではこれがなぜか「活用」とされています。
形容詞も「-さ」をつけて名詞のように品詞を切り替えることができる。 「熱く-なる」「静かに-なる」「教師に-なる」
「熱く-する」「静かに-する」「教師に-する」
意味さえ通れば、これらに本質的な違いがあるようには思えないんだけどなあ。
ところで、英語やイドではなくなっていますが、
エスペラントでは名詞句全体(形容詞・代名詞属格・名詞)が
格・数と一致させられますね。
ただし冠詞は固定で、関係代名詞は先行詞の数だけの支配を受けます。
エスペラントでは形容詞と属格の形態的区別も分かりません。 「典型的」はすでに形容(動)詞になっているので「パターンの」では受けられないんだなあ。
「パターンのキレイさだ」が良くて「パターンのキレイだ」がダメであるように。
ところで「の」は格助詞でしょうか。
「私とあなたとで走る」の「と」、「スマホやパソコンを買う」の「や」も格助詞ですか?
「格」というのは何で定義されているのでしょう? 教師だ 述格
教師に 与格
教師だっ 連用格
教師だろ 未然格
教師なら 仮定格
教師の 属格
教師が 主格
教師と 共格
教師で 具格・処格
教師や 類格
教師として 様格
・・・・
なんてやったらお叱りを受けそうですがw >>25-34のレスのやり取りは
「言語学の問題としてフィンランド語を学ぶ意義を踏まえた印欧語における格とはどんなものか」
という話で、その後も>>35-46までは「印欧語における格という概念の把握」が中心だったし
根本的な概念に不案内な人がいたようなので説明にも便宜的に日本語を引き合いに出したのですが
その後はどうやら「日本語の文法体系は間違っている!」という話をしたいだけの人しかいないようですので
退散することにします。そういうのは別の専用スレでやって下さい。たくさんあるでしょ。 フィンランド語は印欧語ではないので、ここは印欧語に関するスレッドではないですけれども。
曲用という現象に関してはフィンランド語にもハンガリー語にもありますね。
ですから、印欧語の格概念をそのままフィンランド語にも適用できるんだということなんでしょうかね。
ある種の動詞の特定の格を要求するのは格が動詞との意味的な関係で決まるのであれば当然で、
それが格が動詞の支配を受けって動詞との関係を指すものとなる一つの根拠になっている。
でも、格は動詞だけでなく前置詞の支配も受けるんだという話でした。
日本語の話で、助詞は接尾辞か後置詞かということを書きましたが、
助詞は助辞であり接尾辞だと考えたとします。
そして「によって」とか「を使って」とか「として」などを後置詞と考えることにしょう。
こう考えると、「よって」はニ格を取りますし、「使って」はヲ格を取ることになります。
「して」はト格を要求しますね。 訂正:
ある種の動詞が特定の格を要求するのは格が動詞との意味的な関係で決まるのであれば当然で、
そのことが、格が動詞の支配を受けて動詞との関係を指すものとなる一つの根拠になっている、
でも、格は動詞だけでなく前置詞の支配も受けるんだ、という話でした。
日本語の話で、助詞は接尾辞か後置詞かということを書きましたが、
助詞は助辞であり接尾辞だと考えたとします。
そして「によって」とか「を使って」とか「として」などを後置詞と考えることにしましょう。
仮にこう考えると、「よって」はニ格の接尾辞を取りし、「使って」はヲ格の接尾辞を取ることになります。
「して」はト格を要求しますね。 日本語の「の」格が連体修飾節(形容詞節)の中で主格を表す場合は? このスレッドの文脈上からすると>>34が書いていることも属格の形態論ではなく
意味論であると読み取れる。
したがって曲用をもつ言語にだけ格があって、その他の言語には格がないという話にとどまらない。 質問なんですけど同一単語では内部格か外部格のいづれかしか基本的には使わないって認識であってますか?
活用表見てると全部載ってますが例えば森でって言ったときにmetsässaとは言うけどmetsällaとは言わないのかって意味です 頑張れ◯◯!みたいな横断幕つくりたいんですが、
Tsemppiä!◯◯!でOK? フィンランド語を勉強してみたいのですが
お勧めの解説サイトがあれば教えてくださいm(_ _)m それはしらないけど、sageで質問しても誰も気づかんぞ おお ありがとうございます
いなさそうですねぇ
本屋で適当に買います 確実にどんな人でも可能な嘘みたいに金の生る木を作れる方法
時間がある方はみてもいいかもしれません
グーグル検索⇒『金持ちになりたい 鎌野介メソッド』
A4M98 >>67の勉強はまだ続いてるかな?
十中八九続いてない フィンランドの映画見たら
一番響きが近いのはイタリア語だな >>72
でもイタリア語とフィンランド語の相似は無いらしいしな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています