パッと浮かぶ疑問としては以下が残るな。

「→」の意味はなんなのだろう?導入されただけで特に説明がなかった。これは別な場所で説明されているのだろうか。

「えっ」においてはなにが拡散しているのだろう?つまりどんな「◯」が削除されているのだろう?
「えっ」という発話をする前後の状況について考えてみる。典型的な条件を考えると、「えっ」はなにか驚きを伴う指摘をうけたときに起こる発話だろう。
ということは、この発話の前後で、発話者はそれまで注目していなかったなにかにあらたに注目をしていることになる。
この意味で、「えっ」は「拡散」というよりもむしろ「収束」で説明されるべきではないか。

そもそも「a」と「収束」を結びつけたり、「e」と「拡散」を結びつけたりする根拠はどこだろう?
無数の言葉がこれによって適切に説明できるというのであれば納得がいくが、すくなくとも十分量の例が与えられているようには見えない。

たとえば「朝」という言葉においてはなにが収束しているのだろう?