昔でも「くさかんむり」は4画が「正しい」というのは漢和辞典を中心とする世界だけで、少なくとも一般の活字の世界では、新聞や書籍で使われる「くさかんむり」は、圧倒的に3画が多かったのです。
文化庁の調査によると、当用漢字の制定以前の活版印刷の活字を調べたところ、4画の「くさかんむり」はほとんど見出せなかったそうです。
そんなわけですから、「くさかんむり」の3画と4画にこだわるのは、あまり意味のないことだと思います。