なぜ「上手い」は形容詞なのに「下手」は名詞なのか [無断転載禁止]©2ch.net
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上手(じょうず) 漢語
下手(へた) 和語
下手を(ゲシュ)と読むと全く別の語になってしまう 赤い
青い
緑い ※
紫い ※
なぜ色の形容詞はこんなに乏しいのか 「うまい」を「上手い」と書くから混乱する
「巧い」と書けば、その反対が「拙い」であると分かる
従って、「下手い」という文字に敢えて読みを与えるならば「つたない」となる >>1
「下手」は名詞ではない。
形容動詞の語幹だよ。 「うまい」に「上手」の字を当てるなら
「まずい」や「つたない」に「下手」の字を当てるべきという話だね 「まずい」というと味覚の意味で使われることが多いのは
「不味い」という表記のみが広まった影響があるのだろうか?
「うまい」は「上手い、巧い」「旨い、美味い」と棲み分けられている 上手(じょうず・うわて)
下手(へた)
上手い(うまい)
下手い(まずい・つたない)
今のところはこれが妥当ってことか
それはそうと、「まずい」って言葉は料理以外だとその物が悪いというよりは
対外的要素にそぐわなかったり噛み合ってなかったりすることを指すから、
「うまい」の対義語としては少々不適切かもしれない
強いていえば、「嬉しい」や「喜ばしい」辺りの対義語なんじゃなかろうか >>11
それならむしろ「よろしい」が適当なところではないか。 >>5
古くは、あか、あお、しろ、くろしか色の名がなかったから >>1
上手(じょうず)は、名詞。
上手い(うまい)は形容詞。
下手(へた)は、名詞でもあるが形容動詞でもあるので、「下手な」ともいえる。 巧い⇔拙い
美味い⇔不味い
上手い⇔下手(ひど)い 巧い⇔拙(つたな)い
美味い・美味しい⇔不味い
上手い⇔下手(ひど)い
宜しい⇔拙(まず)い 漢字しか見てないからこんなアホなスレを立てることになる 「下手だ」は形容動詞
形容動詞は、ナ形容詞
これで対になっている
ちなみに形容動詞語幹をすべて名詞だと言い張るのは間違い
中核的な格助詞「が」「に」「を」を付けられないものは名詞ではない 慣用句「下手を打つ」の「下手」は別のものだとして、
*ピアノの下手がよくわかる
*野球の下手をバラされた
のような使い方をするかな?
どうも微妙なんだよな 形容動詞語幹「上手」も
*学祭では意外にも委員長が歌の上手を見せつけた
のような用法はどうもピンとこない
というか、無いと思う
こうしてみると「古い文学者の文章ならありそう」という気もするが、
明治の漱石あたりともなると形容動詞の範囲が非常に狭いようで、
なるほど漢語の二字熟語などはそのまま抽象名詞としてテニヲハが付いたりするが、
そういう語は形容動詞語尾の「な」を使わずに「の」で連体修飾していたりする
では「な」を使う形容動詞はというと「しずか」「のどか」「おだやか」などの和語系で、
これなら「な」を使うが、やはり格助詞を付けるなんてことはない
形容動詞語幹をすべて名詞だと言い張るのは間違いで、むしろ名詞でないもののほうが多いと思う
語尾が断定の助動詞と同じだという所で、みんな考えるのをやめてるんだよ 「下手の考え休むに似たり」
「下手の横好き」
などの慣用句もあるのだから、現代では名詞として使われることが減っただけだと思う 「下手は黙ってろ」
「下手の意見なので参考程度に」
くらいなら囲碁将棋では使う 「下手な人」を指す「下手」は純然たる名詞
「人」に「な」を付けて修飾語にはしない >>15-17
「ひどい」は「非道」を形容詞化した造語だから、
「非道い」の対義は「正道い」とか「大道い」とかそんなのじゃないかな 対義語は語形によってでなく、意味によって判断される >>35
それにしても「うまい」と「ひどい」が対義っていうのはピンとこないな
「うまい」が
・味が良い
・都合が良い
・技術が良い
「ひどい」が
・残酷だ
・度を越している
・「ひどい出来」のような状態が良くないこと
くらいの意味で、「うまい話」と「ひどい話」のように一部言葉を入れ替えても意味が通じるものあるけど
都合がいい事態になったことを「うまくいった」と言っても都合が悪い事態になったことを「ひどくいった」とは言わないし
結果が悪いことを「ひどい結果」と言っても結果が良いことを「うまい結果」とは言わないと思う。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています