イ段・エ段の乙が被覆形・露出形に関わっているのは確か
だが同時にそれ以外で甲乙を区別する理由がよくわからない
或いは甲乙の区別そのものがよくわからないというのも多い

8母音は存在していただろうが実際に用いられただろう年数は
50から100と異様に短い

ここから読み取れることは二重母音を使ってはいたものの
使いこなせる人はそう多くなく馴染まなかったということ
日本人は元々連続母音に比べて二重母音が得意でない
もちらん出来る人もいるが大抵の人は二重母音を飛ばして
母音交替で済ませてしまう
だから程なく消滅した

二重母音を使いこなした人々の出目までは特定しかねる