>>79
手書きの楷書では、通常はねません
そこをはねるのは印刷字体(字典体)ですね
字体には大昔から手書きと印刷の二種類の字体が存在します
その昔は、それをちゃんと区別して手書きは手書き、印刷は印刷と割り切って使い分けていました
印刷物が一般化し、誰でもみる機会が増えてきた明治以降では、徐々にその区別がなくなってきます
日本人は変にまじめで、教科書(印刷物)に書いてあるのが正しい!と考えてしまい、教科書にかいてある通りの字体を書いてしまいます
小学校の教科書は教科書体といって、手書きに近い字体で書かれていますが、漢字辞典や新聞、中学以降の教科書は、読むことに特化した印刷用の字体(明朝体)です
だから、印刷字体が手書きでも正しいと勘違いしてしまいます
パソコンの字体(エクセルも)は印刷字体に入ります
ちなみに、耳は、単独では突き抜けますが、聴や聞など部分になると突き抜けないのが通例です
これは印刷字体も同じですね
ただし突き抜けてもOKです