大和言葉を学ぶには
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どのような書籍を用いて勉強すればいいだろうか。
例えば「まなこ」や「まつげ」に共通する「ま」は目のことだが日本語としては「みる」の変化だというこの類い。(この説も諸説有りとのこと。まなこが先か) 聖徳太子は漢文の読み(音読み)書きができた。著書「三経義書」は
純然たる漢文である。したがって、家庭教師は渡来人であった。
推古天皇の要請を受けて摂政となったのは593年。
王仁博士の千字文は538年。
渡来人は6世紀中葉には日本の中枢に入っていた。因みに大阪市生野区のKorea Townは王仁博士ゆかりの地である
渡来人と大和人の共同作業で漢字
に訓読みを付けた。したがって、訓読みは、全てではないが、概ね大和言葉である。 訓読みを付けるために生まれたのが万葉仮名。
万葉仮名がくずれてひらがなとなったのは850~900年。担い手は
宮廷女性たち。男性は相変わらず
漢文を書いた。紀貫之の土佐日記は例外。理由は、語り部が老婆という体裁を採っているから。カタカナは漢字の部分が独立したもの。成立年はひらがなより後。 ハングル文字の成立は王仁博士から900年後の1443年である。 訓読みは匙(さじ)なんかの外来語が混ざっていることもあるから、鵜呑みにはしきれない ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています