通説
一般的にはp>ɸは平安時代初期(或いはそれ以前)には既に起きていたとされる。どれだけ遅くともハ行転呼が一般化する末には変化していた筈(p音のままでは変化しづらい為)
ɸ>hは江戸時代前期に起きたとされ、京都では少なくとも元禄期(1688〜1704年)以前には起きていたと思われる。谷川士清(1709〜1776年伊勢出身京都在住)によると出雲の人は「平家」をフヱイケ、「半分」をフワンブンと言う事なので、わざわざハ行について記述するという事は京都の発音が既にhになっていた事になる。