東京在住の街オタの自分が水戸へ行ってみた。
前橋、高崎、宇都宮へ行ったことはあったが、水戸へ行くのは初めてだ。

上野からスーパーひたちに乗って水戸まで行った。
スーパーひたちは新幹線みたいに綺麗な内装で在来線としては非常に高速。
しかし揺れる揺れる。
そのせいか1時間ちょっと乗っただけなのに疲れる。
狭軌軌道でこの速度では仕方がないか。

正午過ぎに水戸駅の北口を出ると巨大な歩道橋が見える。
北口が空洞化していると聞いたけど、一見すると別に空洞化しているようには見えない。
しかし、よく見ると北側に空き地があって、その奥に水が貯まっているところがある。
これが空洞化なのかな?確かに歩道橋の人もまばらだ。

歩道橋を降りて大通りの坂道を歩いてみる。
大通りの繁華街は見た目だと特に衰退している感じはしない。
しかし、歩道は人もまばらである。
京成百貨店が見えてきたので食事できるところがないか探したけど
百貨店のレストラン街は人が多いし、高いし、ボッチで入る雰囲気じゃないので、地下の喫茶店で食事した。
百貨店の内部はそこそこ賑わっていた。

次に向かったのは水戸芸術館のタワーだった。
しかし、奇妙なタワーだ。
入り口が分かり難いところにある。
200円払って期待して入ったが、展望室には小さい窓があるだけでちっとも展望台になっていない。
これは外から見るものだな。

また大通りに戻って大工町まで歩いた。
しかし、やたらと長い中心部だなあ。
駅から大工町まで2km程度あるけど、店舗密度が低めなので効率の悪い繁華街だと感じた。
人も多くないのにこんな長くてよく維持できているよなあ。

さらに歩いて茨城県立歴史館まで行った。
この歴史館は公園のような雰囲気の良い敷地の中にあった。
入場料は150円だが、展示は本格的で豪華で金がかかっている。
2Fの常設展示は、千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館の茨城版と言った感じだ。
展示は茨城県の知識がないと少し分かり難いので外来の自分には少し分かり難い。
それにしても、館内に人がいない。数人しか人がいないんじゃないかと言うくらい人がいない。
45分くらいで少し駆け足でみた。

さらに歩いて偕楽園へ行った。
公園が常磐線と道路で分断されているのは不便だった。
常磐線を越えるための歩道橋にもあがってみた。
広いので偕楽園の一部だけ歩いた。
適当に歩いていると、常磐神社に着いた。
この神社の参道を下るとバス停があったので、それに乗って水戸駅へ戻った。

水戸駅の南側も見てみた。
再開発されたのか綺麗だ。シネコンまである。
ヤマダ電機とビックカメラが隣接しているのは苦笑したが。
北側の大通りの繁華街と違って駅ビルの内部は非常に賑やかだ。
みんな駅ビルだけを目的に来ているのではないだろうか。

水戸は人口の割には大きな街だと思った。

帰りもスーパーひたちで帰った。
揺れる揺れる。