JR富山駅北口からほど近い「オークスカナルパークホテル富山」。
富山県内で前年度に続いて商業地の価格で2位となったこの土地が県内で
最も地価が上昇した地点となった。上昇率は4.6%。古くから開けてきた南口で
はない場所が基準地価調査で初めて上昇率トップになったことが、北口の人気ぶりを
裏付ける結果となった。

 「こんなになるとは誰も思っていなかった」。富山県美術館近くに住む男性
は駅北口の変貌ぶりに驚きを隠さない。「ここ10年ほどで富岩運河環水公園や
富山市総合体育館など市内のほかの地区の友人がうらやむほどいろいろな施設も
できて、人の流れが変わった」。今年になってからは富山県美術館も開館。
一部開館した3月から多くの人を引き寄せ、8月の本格開館前に入館者50万人を
突破した。

富山最強説