東京圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)は、転入者が転出者を上回る「転入超過」が11万9779人と22年連続で転入超過となった。
3大都市圏の名古屋圏(愛知、岐阜、三重)と大阪圏(大阪、兵庫、京都、奈良)はいずれも5年連続の転出超過となり、
東京一極集中がより鮮明となった。

 東京圏の超過数は前年比1911人増と2年ぶりに増加に転じた。
ほとんどが15〜29歳の移動で、総務省は「地方から進学や就職を機に東京に流入した」と分析している。
政府は14年12月に閣議決定した地方創生の総合戦略で、
20年に東京圏と地方の転入・転出者数を均衡させる目標を掲げたが、
目標達成は困難な状況だ。

引用元 読売オンライン