【IPなし】ハプログループで語るスレ 裏スレ4
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さらに石黒氏は、須佐之男命が伊邪那美尊が黄泉国に行って
しまわれたことで泣き喚くと「悪しき神の声、『狭蝿』の如く皆満ち」
とか、天照大神が天の岩屋に隠れるとき「ここに万の(邪)神の声は
『狭蝿』なす満ち」にある『狭蝿』を(降り注ぐ)火山灰に置き換えれば、
これ以上適切な表現はないと主人公に言わせているのである。
これだけダイナミックで恐ろしい噴火を経験しているのだから、
それは約7300年に起きた喜界カルデラの破局噴火に結び付け
たくなるがどうだろう。
9000年前から7500年前の縄文時代の遺跡である上野原遺跡の所在地は霧島市、
喜界カルデラの噴火の火砕流が目と鼻の先で止まっている所である。
霧島市近辺は殆ど全滅だろうが、若し生き残る事が出来た縄文人が居れば、
とてつもない経験をした事になり、その経験は神話として
代々受け継がれていても可笑しくは無い。 しかし古事記が書かれたのは西暦712年。
文字も無かった時代に7000年前の記憶が受け継がれてきたとは
到底思えないので、古事記に描かれているのは霧島連山か阿蘇山等の
比較的大きな噴火なのだろう。
だとすれば、その記憶を受け継いできたのは長江人かも知れないし、
朝鮮半島から渡って来た人かも知れないのではないかと言われる
かも知れないが、長江人は命からがら三々五々東シナ海を渡ってきたのを、
恐らく縄文人が助けたので生き延びられたと人々と思われるので、
彼らが縄文人を含めた集団の長になり、古事記の主人公になったとは思われない。
また長江人と思われるY-DNAは日本人がO1b2a1a1が主流で、
朝鮮半島や満州(注1)の人のY-DNAはO1b2a2が主流で、
同じ長江人でも日本と朝鮮半島では部族が違うと考えられる。
従って朝鮮半島から来た長江人が主人公になり、噴火の記憶を
受け継いで来たのも考え難い。次に多い集団である朝鮮半島で
主流の漢族のY-DNAのO2の人々は日本ではパーセンテージが低いので、
これも長江人の例と同じである。日本では縄文人のD1bのY-DNAが一番多いのである。 従って古事記は縄文人である天皇一族が記憶を受け継いで出来たもの
であると推測出来る。つまりこれ等の情報だけでも天皇は縄文系となる。
注1:長江人と思われるO1b2のY-DNAの人が何故満州にいるかと言えば、
モンゴルが高麗に要求した数十万人の奴隷が長江人だった
のではないだろうか。
全羅道はかって馬韓があった地域、長江人のボートピープルが
流れ着いたであろうと推測される地域である。そして今でも
差別される地域でもある。そう考えると奴隷に差し出されたのは
全羅道にいた長江人が多く、モンゴルは彼らを満州で使用し、
満州のO1b2はその子孫ではないだろうか。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています