新潟空港の利用者数が上昇気流に乗っている。3年ぶりに100万人を超えた平成29年度に続き、
30年度も連続して大台を突破しそうだ。
国内線ではLCC(格安航空会社)が就航した大阪線が好調。国際線では昨対163%の中国・ハルビン線を筆頭に、上海、台北線も二桁の伸び、ソウル線も伸びている。
だが新潟空港から県内観光地を結ぶ二次交通がさみしい。
花角英世知事が掲げる「訪れてよしの新潟」とは言い難い状況のようだ。

アゲアゲホイホイの新潟空港

12 月初め、新潟空港に関する明るい報道が続いた。
平成30年3月、同空港ではLCC(格安航空会社)、ピーチ・アビエーションの新潟︱関空線が開設されたが、それ以来のめでたさだった。
大手メディアはこぞって同空港の利用者が昨年対比で二桁の伸びを示していることを伝えた。

平成30年4月から同年10月まで新潟空港を利用した人の数は、前述のLCC就航もあり、前年の同時期よりも12%増えたという。
同空港の利用者だが、ここ数年では平成25年度、同26年度と連続して100万人の大台を超えていた。
だが同27、28年と大台を割り込み、ようやく同29年度に約102万2千人と3年ぶりに100万人超となった。
このまま推移すれば2年連続で100万人超、しかも同30年度は110万人を超えようという勢いだ。
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