一般的に縄文人骨は頭の前後が長く長頭(正確には中頭)が多く、
逆に渡来系弥生人骨は頭の前後が短い短頭が多いとされています。
これは縄文人のゲノムを色濃く残すアイヌが中~長頭型だったことから間違いないとされています。
しかし、アイヌに次いで縄文ゲノムを強く受け継ぐ琉球人に中~長頭が多いという研究データはありません。
むしろ琉球人に遺伝的に近縁な鹿児島(薩摩)は古来より短頭が多いという研究データがあります。

頭長幅指数分布(赤色ほど短頭型)←鹿児島(薩摩)は九州北部より短頭
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都道府県別の核ゲノム解析結果←鹿児島(薩摩)は縄文ゲノムを本土で最も強く残す。
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