政党支持率が1桁台の“低空飛行”を続ける民進党で、蓮舫代表の足元が怪しくなってきた。
旧維新の党系の松野頼久元官房副長官らが「蓮舫降ろし」の拠点となる新グループを立ち上げるほか、
赤松広隆前衆院副議長のグループも反執行部の動きを加速させている。
東京都議選に向け、党公認候補予定者に離党の動きが出始めた

次期衆院選を前に空中分解
党内最大勢力の旧維新グループ
このうち松野氏や松木謙公衆院議員ら有志約10人が30日夜、都内で会合を開き、新グループ結成に向けた最終調整を行う。
2月にも松野氏を代表とする政治団体を発足させる運び

このうち松野氏や松木謙公衆院議員ら有志約10人が30日夜、都内で会合を開き、新グループ結成に向けた最終調整を行う。2月にも松野氏を代表とする政治団体を発足

松野氏らが新グループ結成に動いたのは「ポスト蓮舫」に向けた準備の一環
松野氏の持論は自由党の小沢一郎代表や社民党も巻き込んだ「野党再々編」で、共産党との積極的な共闘も主張

「ポスト蓮舫」筆頭とされる前原氏と連携を深める狙いがある。

代表選で蓮舫氏を支持した赤松氏のグループも、執行部に対する厳しい姿勢が目立つように
 「党の常任幹事会がただの報告の場になっている。何か言おうとしても抑えつけるような空気があり、自由にモノがいえない」

赤松氏グループの26日の会合で、執行部の党運営に批判の声が噴出した
赤松氏は昨年の党役員人事で野田佳彦前首相の幹事長就任に強く反発。以後、執行部と距離を置いており、グループ幹部は「蓮舫体制を支える気は全くない」と

元都議2人も離党
都議選でも「蓮舫離れ」の動きが表面化した。党公認で立候補予定だった元都議2人が29日までに離党届を提出したのだ

都議選で惨敗すれば「選挙の顔」として期待された蓮舫氏への失望感が広がり、
「蓮舫降ろし」が加速するとの見方は根強い。
小池百合子氏が都議選後に国政進出したら、離党者が続出すると予測する議員もいる
http://www.sankei.com/smp/politics/news/170130/plt1701300004-s1.html
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