階猛怒涛の6時間半

自由党との合併合意書の調印に先立ち開かれた国民民主党の両院議員懇談会は、
合併の了承取り付けを目指す執行部側と慎重派の階猛(しな・たけし)憲法調査会長らが応酬を繰り広げ、26日未明にかけて泥沼の攻防が約6時間半続いた。

 焦点になったのは参院選岩手選挙区(改選数1)の候補者調整問題だった。党岩手県連代表代行の階氏は、共産、自由、社民3党の地元組織が内定した人選に反発し、元衆院議員の黄川田徹元復興副大臣(65)を推している。

 「これでは岩手県連はもたない」

 階氏は両院議員懇談会で、岩手選挙区の問題が決着しない限り合併はありえないとの認識を示した。

 玉木雄一郎代表は「黄川田氏を候補にできるよう、最大限やりたい。急ぎたいとは思うが、一朝一夕に決まるものではない」と理解を求めたが、
階氏は、執行部側の詰めが不足していることなどを指摘し続けた。

 「自由党の小沢一郎代表は自分の要求を通すために何でもやってくる。私と黄川田氏はそれに負けないようにやってきた。それを放って強引に決められてしまうのであれば、岩手県連はきょうをもって解散する」

 「各党に連絡をとって(岩手の候補者調整を)巻き戻してほしい。それがなければ採決はできない」

長丁場の議論が続き、話が脱線する場面もあった。

 小宮山泰子総務副会長「老朽化マンションの話と一緒で、話が決まらない間に大地震がきたらどうするのか」

 階氏「そんなレベルの話をしていないよ」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190426-00000588-san-pol
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