改憲勢力、3分の2割れ立憲伸長、国民民主苦戦
7/14(日) 16:18配信
時事通信
 21日投開票の参院選について、時事通信は全国の支社・総支局の取材などに基づき、終盤情勢を探った。

 自民、公明両党は改選124議席の過半数を大きく上回る勢い。
ただ、カイケン勢力の国会発議に必要な3分の2の164議席を割り込む可能性がある。

 自民党は選挙区で40議席前後を獲得する見通しだ。
勝敗を左右する改選数1の「1人区」は計32あるが、

19選挙区で抜け出し、青森や福島など5選挙区でもやや先行している。

 改選数2〜6の「複数区」は計13。
自民党は全選挙区で1議席を確保した上で、北海道、千葉、東京で2議席目を視野に入れる。
比例代表は18議席前後を獲得する見込み。

 公明党は改選11議席を超えそうだ。
選挙区の全7候補に当選の可能性があり、比例も7議席をうかがう。

立憲民主党は改選9議席から倍増を見込む。
選挙区は首都圏を中心に複数区で堅調。
東京は2議席目が視野に入った。
比例は10議席に届きそうだ。

国民民主党は長野や愛知で議席維持が見込めるが、比例を含めて苦戦しており、改選8議席を割り込む公算が大きい。

 共産党は東京などで議席を獲得し、改選8議席を維持しそうだ。

日本維新の会は大阪での2議席目に加え、兵庫でも議席を得る可能性があり、比例と合わせ8議席確保が有望だ。

 比例では社民党が1議席を死守しそうだ。
政治団体「れいわ新選組」も1議席を獲得する可能性がある。

 自公両党で70議席を超える勢いだが、
維新を加えても3分の2維持に必要な85議席に届くかは微妙だ

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