言葉を語る上では考えるべき事が二つある。それは、スタックの順番とキューの順番。
スタックの順番に関しては、文章を読むときに単語を下から上へ積んでいき、
TheやIt,They,There,Them等の指示語が出てきた場合は、その都度指し示す位置を調べる事。
最後に、積み上げた単語を上から下に当てはめていくことでそれらしい内容になる。
キューの順番に関しては、上から読んだら上から当てはめてく。つまり我々や米国、
英国の言葉の順番がこれ。

イタリア、オランダ、スイスの文法は、形容詞よりも前までがキューの順番で、
形容詞よりも後がスタックの順番。
フランス語、オーストリア語、ヒンドゥー語やバングラデッシュ語の文法は
全部がスタックの順番。
ドイツ語の文法は動詞までがキューの順番で、動詞よりも後がスタックの順番。
スペイン語、新潟弁、アイヌ語、韓国語の文法は動詞よりも前までがスタックの順番で、
動詞よりも後がキューの順番。
インド語はキューの順番、形容詞、キューの順番、動詞、キューの順番。
ポルトガル語と北朝鮮語はスタックの順番、形容詞、スタックの順番、
もしくは会話、もしくはスラング。
ロシア語の場合、名詞がキューの順番になってて、全体構造はスタックの順番になってる。

あと、人称変化には注意。会話言葉には人称変化があるのでこれで判別する。

他に、九州と北海道の場合は、文法が標準語と違って独特な並びになってる。
AのルーツがBになるという場合、先祖はどっち?と聞くと、Aが先祖になる地域が北海道と
九州で、Bが先祖になる場合が標準語、山口県と博多が緩衝地帯になってて未定義になってる。