プリンキピア:
プリンキピアは、私は、一昔前、河辺六男訳で流し読みしました。最近、いろんな本が出ているようですが、
なにかプリンキピアに対する新発見、または原典に関する校正に関して、大きな変更があったのでしょうか?
河辺訳当時は、なぜニュートンが真空中の一粒子の運動を考えたのかが問題だったと思います。
微積分との関係はたしか2篇2章定理5補助定理(v^2に比例する摩擦力の項)に
合成関数の微分公式の証明が出てきますが、代数方程式が解けるときは、接線は重解条件で求まりますから、
どうと言うほどのものではないとおもいます。
やはりニュートンの天才は幾何学にあるのであって、解析では無いと思います。その意味で超現代的です。
昔、英文の小冊子で、プリンキピアの一定理を位相幾何学の大定理として紹介していた本を読んだ覚えがあるのですが、
著者は誰で書名は何であったかを思い出せません。どなたかご存知でないでしょうか。

放送大学ラテン語の世界:
放送大学16年度開講科目で、19年度は4回放送される。
radikoかなんかでchannel_name HOUSOU-DAIGAKUでdownload できる。
印刷教材が絶対必要。先生はドイツ人。ドイツ人にとってラテン語は日本人にとって漢文みたいなものか。
ラテン語の教師と言うよりも、韻文の研究者らしい。したがって、文字の読み方に注意が払われている。
放送大学導入講座ってどういう位置づけけ知らないが、真面目に勉強して、ドイツ人でも3年かかるものを
45分x15回でするのだから、ギリシャ語なんかも開講してほしい。