先ほども 'Wie ich dieses Jahr Weihnachten erlebte' 「私が今年のクリスマスでいかなる経験をしたか」
なる独文が目にとまった。

クリスマスツリーを買ったが、当然車には入り切らないので、家まで引きずって歩くことになり、背中を痛めてしまったという話だが、なんとか家の中にツリーを建てた後
'Mein neunjaehrige Tochter hat in diesem Jahr darauf bestanden, beim Schmuecken mitzuwirken.'
「私の9歳になる娘が、今年はツリーの飾り付けを一緒にやりたいと主張した」そうな。

こちらでは、先のタイトルの文章とは異なり、やはり前置詞付きの in diesem Jahr という表現が使われている。
これを吾人が西訳しろと言われれば、
'Este año mi hija de nueve años insistía en su participación de la decoración (del árbol de Navidad)' とでもするに違いない。
この文章で、吾人は este año を en este año とすることはまずないと思ふ。
(100回に一回くらいは無意識のうちに en を書くかも知れないが)

しかし、「今年は」というごくごくありふれた副詞句で、前置詞(in/en)をつけるかどうかで一世紀(100年!)近くも迷ってるのは、世界広し・奇人変人多しと言えど、吾人くらいのものだろうwww
語学の万年初級とは、かくもオソロシイものなのである!