タイの軍事政権を批判する内容のラップが大ヒットしている。22日にミュージックビデオがユーチューブにアップされると、
視聴回数は28日夕には1400万回を超えた。当局は歌詞が「国への中傷であり、国家にダメージを与えている」と批判。法令違反にあたらないか調べ始めた。

 制作したのは「独裁に反対するラップ」と名乗るグループ。
10人のラップ歌手が代わるがわる「私の国の議会は兵士たちの遊び場」「私の国は、あなたののどに銃を向ける」「自由があるというが、選ぶ権利を与えない」
「警察は法律を、人々を脅すために使う」などと訴える。
https://www.asahi.com/articles/ASLBX3HNPLBXUHBI00M.html
 歌詞の内容に加え、1976年に軍部が政府に批判的な学生らを激しく弾圧した事件を想起させる映像も含まれ、当局を刺激したとみられる
参加した歌手の1人は地元メディアに、「我々はアーティストとして社会の真実を映したい。
多くの人が言えないことを言葉で表したい」と話した。タイでは2014年5月のクーデター以降、4年以上にわたり軍政が続いている。

RAP AGAINST DICTATORSHIP - ประเทศกูมี
https://www.youtube.com/watch?v=VZvzvLiGUtw