たとえば、日本には騎馬による集団戦法はそれまで存在しません。
突如として源氏集団が平安後期に使い始めた戦法です。
刀の湾曲にしてもこれらすべて北方系にまるで瓜二つです。

例えば、ある大学教授の論文を引用しますが、
古代中華帝国が北方民族にあれだけ幾度にも滅ぼされた要因は騎馬にあるとしています。
北方の騎馬は足が速く、当時たいした鞍も存在しない中、
手綱さばきしながら乗りこなし、さらには武具を使いこなすということは当時北方系にしかできなかった。
中華帝国の軍団が結局北方騎馬民族以上に騎馬集団戦術をマスターできなかった要因とも語ってました。
確かに北方騎馬民族は生まれたころから馬を操り放牧民族として生きています。
代々の操馬技術の伝承は神敵領域だったでしょう。
なんせ古代中華帝国が、化け物みたいな長さの万里の長城作るくらい恐れていたわけですからね。

義経がモンゴル逃亡説などもまんざら日のないところに噂は立たぬと思うんですよね。
彼ら源氏はなぜ、日本に集団騎馬戦術の土壌も何もない中、突然に習得し、また使いこなせたのか。
渡来系が関与していると思わざるを得ないんですよ源氏にいたっては。