年末の安倍晋三首相の靖国神社参拝に始まり、NHKの籾井勝人会長の従軍慰安婦発言、経営委員でベストセラー作家、
百田尚樹氏の「南京大虐殺はなかった」発言、同じく経営委員の長谷川三千子・埼玉大名誉教授の野村秋介氏への追悼文などの記事が英メディアに載らない日はなくなった。

ついに英紙インディペンデント(電子版、2月9日)には「いかに日本のBBC(NHKのこと)が第二次大戦における日本の行いを書き換えているか
(How Japan’s ‘BBC’ is rewriting its role in the Second World War)」という見出しの記事が掲載された。

NHKにまで「レビジョニスト(歴史修正主義者)」の烙印が押されてしまった格好だ。
記事のコメント欄では壮絶な歴史論争が繰り広げられている。寝た子を起こすというのはこういうことを言うのだろう。

伊藤博文元首相を暗殺した韓国の独立運動家、安重根の記念館が中国東北部のハルビン駅に開設されたことをめぐって日韓関係が
一段と悪化していることも米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版、2月8日)に掲載された。

第二次大戦で日本はドイツやイタリアと同盟を組み、世界の多くの国々を敵に回して戦った。
先の大戦を正当化しようとすればするほど日本は泥沼にハマり込んで動けなくなり、孤立してしまう。
国際世論の中で日本を悪者に仕立て上げるのが中国の戦略であることは、先に紹介した劉暁明・駐英中国大使の講演を見ても明らかだ。

How Japan’s ‘BBC’ is rewriting its role in the Second World War
http://www.independent.co.uk/news/world/asia/how-japans-bbc-is-rewriting-its-role-in-second-world-war-9115827.html

http://blogos.com/article/80002/