もしも俗説通りに年貢半減令をもみ消すための陰謀なら
なんで召喚状の発送や取り消しの通達から嚮導隊の捕縛まで一ヶ月以上もかかったのか
相楽総三が総督府と嚮導隊の間を行ったり来たりすることになったのか
納得いくような説明を頼むわ。

それから、これは嚮導隊処刑に関する公式の通達の一節。

東山道総督府諸達留
「命令ヲ不待猥リニ官軍之名ヲ仮リ致進退、剰ヘ小諸藩ト戦争ニ及」

命令待たないで進軍していったといっているんだから
軍律違反で処分されたとしか解釈のしようがない。
名誉回復で問題になったのはあくまで
「寄せ集めの隊の統制が利かなくなったから偽官軍認定して処刑したのはあんまりじゃないか?」
という点で、年貢半減令の取り消し問題が割って入る余地はないぞ。

で、年貢半減令をなかったことにするために
相楽総三と嚮導隊をまとめて偽官軍に認定して処刑したとあんたが主張する根拠は何よ?