>>940 及び>>941-950
>とうぜん、周牌算経も後漢代の創作物

周髀算經の内容が後世の創作物ではありえない証拠を示しましょう。
天文学天体物理数学に弱い君には理解できるかな?

以下が周髀算經 巻下 3 に書かれているである。
>>https://ctext.org/zhou-bi-suan-jing/juan-xia/zh

上記にかかれている内容を解説しよう。
@黄道の北極点(北極枢) こぐま座ベータ星(北極中大星) 赤道の北極点(地球自転軸傾斜角の基準)
 上記3点が天球に一直線に並んでいる。

A北極枢(天の北極)と北極中大星(北極星)がなす視角は、5.399度である。

B上記@Aを観測する日時場所は、観測者だけが設定できるものである。
 観測場所の緯度は、観測者のいた時代の北緯37.836度である。

上記3条件が揃う時代は紀元12世紀末(BC1120頃)しかない。
北極星が存在しない時代である後漢の人が、創作で書けることはありえない。
「周髀算經 巻下 3」は、紀元12世紀末(BC1120頃)の観測者だけが書ける内容である。

よって、周髀算經に記述された内容は殷商時代のものであって周代以降のものではない。


以上の内容にについては、AD2000に地球の歳差運動についての詳細なデータが
発表提供されるようになってから考察可能となったのである。