記紀の記述は、日本海側が結構多い。
水田を作るには「水」が必要だ。現在の「大平野」を見て勘違いしてるやつがいるけど、大平野は新しい。そして危険だw大雨が降ると洪水になる。
洪水になるほど水があるから田んぼを作れると勘違いしている。
大量の水は制御できない。関東平野が今のようになったのは江戸時代だ。

江戸時代、大きな町は日本海側に多かった。知らんやつも多いけどな。
あの雪深いど田舎が何故?

平野があっても水がなけりゃ水田は出来ない。関東平野の台地は広々としているが
水田は作れなかった。山の上まで耕した「千枚田」は西日本の日本海側に多い。
あんなところに作らなくても、千葉や茨城の大平原に移住すれば良かったじゃん?と思う。だけどやらん。出来ない。

雪はダムだ。冬に水を溜め込み、少しずつ下流に流す。
豪雪地帯に古代の人口が多いのは「水」がありダムがあったから。
古墳時代、越(福井から新潟)、丹波(京都と兵庫の北部)、因幡〜出雲の記述が多く、「ど田舎」で大平野もないのに何故?と思うのは、そのへんを知らんから。
ああ、滋賀も出てくるな。滋賀も豪雪地帯だ。伊吹山の10mは有名だ。

制御可能な水がある地域に水稲稲作が広まり、人口を増やした。
「渡来人」が軍事力で植民した痕跡はまったくない。
日本語は。日本列島にいた縄文人の言葉であり、「方言」はありながらも国家が税を
徴収するために文書化した大和言葉で一体を保った。
「ラテン系言語」が、ローマ崩壊後にばらばらになり、後に「国家語」として
「独立」したのとは別の道を歩んだ。