今年7月に、来年の新天皇即位に際しての践祚大嘗祭に供される「アラタエ」の
準備進捗状況を確認いたしたく徳島木屋平の三木氏の館を訪問しました。
三木氏は阿波忌部の直系子孫の家系の方ですね。
標高600M程の山上にあります。
新たに麻を植える畑の造成工事の最中でした。
私は県外居住の者なので県外ナンバーの車で乗りいれたのですが、作業を行っていた
方々から親しくお話を聞くことができました。
皆さん方は多分忌部族系統の人たちのようです。
その時に伺った話の一部です。
6月に皇太子殿下が徳島を訪問されていましたが、宮内庁・県庁の説明は県南にある
大津波の記念碑の視察だそうです。
然しながら、殿下は「来年の天皇即位の前に是非とも徳島を訪れたい」との強い意向にての
日帰りの訪問でした。
その近在に矢鉾神社があります。殿下が皇太子になられたとき公式訪問をされた
神社ですよね。立派な記念碑があります。
この神社にお忍びで再度訪問されたような話を忌部系統と思われる木屋平の人が教えてくれました。
矢鉾神社のご祭神はわかりますよね?
日本全国にこのご祭神を祀る神社は数多ありますが、何故わざわざ殿下が徳島の小さな矢鉾神社を
訪問されるのでしょうね。ガタイの大きい、矢鉾神を祭祀する、神社は他地域に沢山あるのにね。
公務でお忙しい身の方が、津波の記念碑視察だけを目的に日帰りで訪問されるなど考えられません。
あからさまに出来ない理由があるのでしょうね。日本にも様々な人たちがおり利害関係もありますからね。