>>653
日本の場合、異民族に国土を蹂躙される可能性よりも、自国の軍隊に国民の生命と財産を奪われる
可能性の方が極めて高いよ。自軍将兵され南方戦線じゃ戦死たぁ餓死が多いワースト世界記録持っとる
くらいじゃけぇ、ましてや駒の消耗品にも使えん市民なんか無慈悲に殺して行くよ。しかも郷土の
異なる将兵を導入して国内で異民族蹂躙手法を使うけぇ、同胞相剋の内乱になる憎しみで長州と会津の
関係が様々な地域に起きるじゃろう。
まあ、異民族が進駐軍のように子供にチョコレートでも呉れちゃらぁ、ゲリラなんかする気にも
成らんし。
戦争体験者でも、戦後トラウマで心の病に成った人らは、異民族非戦闘員を虐殺した真面目な
皇国青年じゃし、非戦闘員を見逃す要領も持たず、独善他悪の異民族憎悪のネトウヨ同様の
価値観に国家によって洗脳された人らで、「情義」云うもんが欠如しとったけぇのう。
>>654
山口県人の民俗学者の宮本常一氏の社会の底辺を「日本残酷物語」とされるように、日本は
残酷な社会じゃし、国民を不幸にする傾向が強いよ。今の格差社会も自殺者が多いいわけで、
自国民を食い物にする政財官の連中も不人情で異民族統治気分でおる。
宮本常一氏と飯塚浩二氏の対談で、
宮本「精一ぱい生きておりながら、酬いられる所が少ない。それが実は残酷なんですね。」
飯塚「戦前の講談社的な線でうまくいった人達が、成功したとたんお説教する方に回ってしまう。…
成功した人はみんなやってる。これもまた残酷だな。みんながそういう条件をもっているか、もって
ないかぬきにして、俺に見習え、俺はやれたということをいってね、人間が他人に対してどんなに
不人情になれるかという見本みたいなところがある。それから自分が不幸な場合に自分よりもっと
不幸な人があることによって、上もきりがないけれども、下もきりがないという恰好で自分を
なぐさめちゃってね、それで下の方をまるごと見殺しにしている。」