628世界@名無史さん2017/07/20(木) 10:58:45.830
薩摩藩の人口の約30%は武士だったそうですね。
普通の藩は人口の7%が武士なので薩摩藩は普通の藩に換算すると、
77万石×約4倍=約300万石の戦闘力があったんですか?


629世界@名無史さん2017/07/20(木) 10:59:41.090
ベストアンサーに選ばれた回答

薩摩藩の3割は武士階級と準武士階級(足軽・与力)でした。
宝暦年間では薩摩藩(琉球の16万人を除いて)の人口は約71万人でした。

90ヶ所の外城(麓)に4万5千名、21ヶ所の私領に2万人、鹿児島城下に5千名の城下士と準武士階級2万人が、
いわれる戦闘要員で、派兵できるのは、この2割の1万8千名でしょう(21万人の武士階級には妻子が含まれ、
俸禄で働くのは9万人)。

他藩は7%ぐらいの武士階級でしたので、
割合で9万名もの武士をそろえるのには、幕府の軍役規定で約300万石なら7万5百名。
4百万石で9万4千名となるので、戦闘力の基礎力は質問者の言われるとうりです。