日本中世、瀬戸内海の海の領主、村上家。
海賊はただの盗賊ではない。海上交通の安全を守り、和歌も蹴鞠も楽しむ事で知られている。
過日、瀬戸内海は、近畿と中国、朝鮮、琉球、タイ、ベトナムを結ぶ海路だった。
この物語にも出てくる泉州・堺は、「東洋のベネチア」とも呼ばれる国際的に開け、栄えた港町だった。
そこに泉州海賊もおり、水軍の役目も果たした

今も旧伊予の国(現・愛媛県)・今治は、造船業が盛ん。
天気の良い日には、松山城天守閣から河口を通じて瀬戸内海が見える。
コミック版はコンビニの棚にも並ぶ。

その村上家の姫様が、慣習を破って戦場で活躍するお話です。

時代考証、海賊史観など自由に語ってください。