「鉄」鉄は古代では刃物の原料となる貴重な金属、たくさんあった場所には当然、大きな権力があったと。
以前は九州の勢力が大陸からの鉄の流通ルートを支配していたというのが定説だが、
20年ほど前に、開発に伴う京都府北部の発掘調査から鉄がたくさん出土する遺跡が見つかった。
これによって日本海側の北近畿から大阪平野方面へかけての北回りの流通ルートが存在し
、畿内勢力も相当量の鉄を握っていたことが分かる。

九州説が「鉄」と騒ぎ過ぎ