>>288
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「東照大権現縁起」を読んでみたが
それを言ってるのは家康ではなく天海じゃないか

「伝教大師最澄(天海の宗派である天台宗開祖)は
山王権現(日吉大社・天台宗延暦寺の鎮守社)を厚く信仰した
山王権現は霊験あらたかで新田義貞は北国へ下るとき子孫繁栄を祈願した
そのお陰で東照大権現(家康)は天下を取れたのである(要約)」

家康自身は浄土宗であり、生前、天台宗や日吉大社を庇護した形跡はない
しかし家康死後、天海の選定により天台宗と関係の深い山王権現から
家康の神号を東照大権現とすることに成功した
東照大権現縁起は、天海によって、天台宗や山王権現のおかげで
こんにちの徳川将軍家の繁栄があるのだと3代将軍家光に訴えるために書かれた
この願いは届き、家光のときに天台宗寛永寺が徳川将軍家菩提寺となり
天台宗は徳川将軍家の庇護を受けることになった