明治17年5月、政府は戸長制度の改革を行い、戸長を知事の任命による「官選】に切り替えて、平均5町村500戸に戸長1名を置く制度に変更した。
これによって政府の国策に忠実な行政官を戸長に任命することが可能になったが、一方で戸長の給与を改善して既存の戸長を政府側に取り込む措置も図られた。
明治22年の市制・町村制の導入によって廃止された。