安政の大獄で連座した者は100名を数えるが、そのうち死んでしまったのは斬罪7名、切腹1名、獄死6名である
橋本左内は井伊大老に取って大変な危険人物なので死刑となったが、同じく大獄で捕まっていた吉田松陰はとても死罪になるような嫌疑ではなかった
ところが本人が問われてもいない老中暗殺の企てを自分のほうから滔々としゃべって見せたので、ならなくてもよい死罪になってしまった