>>426
1、吾作明竟【君】真大好 浮由【官】天下 ■四海【高】 用青同 至海東【宜】
「私は明鏡を作る。まことに良い品である。天下を浮遊し四海に遊ぶ。青銅を用いる。海東に至る。」(「君宜高官」と逆回転の四文字が入っている)

これももうちょっと頑張らないといけませんね。
「吾作明竟真大好」は、いわゆる主述述語文ですよ。我が主語のままなんですよ。
この文は、普通に一人称の文として読めます。既存の銘文をもじって、職人の自負と自らの来歴を示したんですよ。
ネイティブの王仲珠もそう読んでます。

「私は鏡を作るのが、まことに上手である。天下を浮遊し四海に遊び、青銅を用いて海東に至った」

私は「海東」は朝鮮と考えてますがね。読み自体は王仲珠と同じです。
わざわざアベコベに主語を考える必然性が全くない(笑)