>>634
そういうのは通字と言います。武家社会では偉い人の諱から一文字拝領することがあります。
これを偏諱(かたいみな)と言います。その場合、偏諱を下にするのは失礼なのでそれを上にして
通字を下にします。鎌倉時代の足利氏は代々北条得宗家から偏諱をもらって
通字の「氏」は下にしていた。毛利家も大内氏とかから偏諱をもらって通字の「元」は下にしていた。
興元とか隆元とか輝元とか。元就は次男だったから偏諱を貰うことがなかったので「元」が上にくる。

足利将軍家の義◯。初代の尊氏までは代々◯氏なんだけどね。
毛利家の◯元。一番有名な元就は次男なんで例外。
他にも伊達氏の「宗」とか、今川氏の「氏」とか武田氏の「信」とかいっぱいあります。