>>523
南至 投馬國 水行二十日
これは、地名の後に動詞、距離(日程)なので、
南へ投馬國へは 水行二十日を要する。である。

半島南岸には、中華が記録しない正体不明の倭人国があり、
これが投馬國(5万戸の十数国〜20国で構成する国名)である。

南への起点は、既出の行程には 存在しない。 
起点は、半端な末蘆国では無く、帯方郡に戻る が正しい。

さらに、
南至 邪馬壹國 女王之所都 水行十日 陸行一月
邪馬壹國 女王之所都 の後に、動詞、陸行水行、と距離が並列である。
ここは、張先生も読みが、あいまいになるのは仕方がないかもしれない。

ただし後文で、邪馬壹國は21国の総称、女王之所都は邪馬台国の南限であることが判る。
邪馬台国へは海峡を 水行10日 さらに女王宮まで行くと陸行1月を要する。となる。

さらに
其南有 狗奴國 男子為王 其官有狗古智卑狗 不屬女王
自郡至女王國 萬二千餘里 

と続いて
水行30日と陸行一月が、自郡至女王國 萬二千餘里だと判る。